- 添削前
- 天国の医師の妻へと春贈る「喜ぶ思います」とチューリップ手に
- 添削後
- 亡き妻へ春贈るひとのチューリップ「喜ぶ思います」とカルテ見ながら
鑓水先生、2年前に初めて短歌を教えていただいてから、たくさんご指導いただいてありがとうございます。
今回は、往復6回ずつのメールでした。
いつも鑓水先生のメールで推敲の基本を教えていただいています。自分で思い描いた言葉が伝わってるかどうか自信がない時にも、とてもわかりやすくアドバイスをいただいていて、どんどん短歌ができあがっていくのが楽しいです。
短歌は、一番最初に思っていたよりずっと奥深くて、ますます楽しんでいます。
最近は、コロナウイルスの自粛などでイライラしたりしていましたが、短歌を考えている時は、イライラを忘れて、柔らかい気持ちになれました。新しく短歌ができあがるたびに、うれしさとウキウキと、短歌に詠んだ場面を思い出して温かい気持ちになります。
受講料については、鑓水先生のメールのご指導がとても濃いので、9,700円は妥当な金額と思っています(今回は1つのテーマから何首も完成したので安いと思いました)。
先生とのメールが楽しくて何度も受講して、できあがった短歌はどれも大事な歌になりました。まだまだこれからも、メールで先生に相談しながら短歌を作っていきたいです。よろしくお願いいたします。
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鑓水青子より、nさんへ
nさん、ご受講いただき、ありがとうございました。
nさんは、私の講座を何度もリピートしてくださっているのですが、そのたびにどんどん上達なさっています。
今回は、コロナウィルス感染症拡大防止のために活動の自粛が呼びかけられるなか、地元のチューリップ農場からチューリップを買いもとめることで農家さんを助けたり、そのチューリップを周囲のひとたちにプレゼントなさったり、と、こころ優しいnさんの姿がすてきに反映される1首となりました。
世の中が混乱した状況のなかで短歌を詠むことは、意味深いことですね。何かあっても、何もなくても、短歌を詠んで、言葉に書き残していけたらいいですね。作歌作業そのものも、こころにゆとりを持たせてくれます。
さまざまな感情が揺れる日々をお過ごしでしょうけれど、どうか、こころ豊かに乗り越えてください。ともにがんばりましょう。
鑓水青子