- 添削前
- 手に電話業務連絡に医師急ぐ妻を看取りに行く夫として
- 添削後
- 受付のわが前よぎり医師急ぐ彼の妻ぶつんといのち終わりぬ
鑓水先生、ありがとうございました。先生の講座を受けさせていただいて、とても素敵な短歌ができあがり、ウキウキとうれしい気持ちになりました。
初めて短歌を作ったので、最初は何もわからずになんとなくでしたが、それから推敲していく中で、色々な事を教えていただいて、短歌を完成させる事ができました。
正直、講座を受ける前は、読者として短歌を読むのが好きでしたが自分で作るのは難しそうと思っていました。講座を受けてみて、人の短歌を読むのも、自分で短歌を作るのもどちらも楽しいと思いました。
自分の中の言葉の引き出しが少なくて、推敲の時に迷って、「うー難しいー」と思う時もありましたが、 短歌を作るのは楽しかったです。言葉をいろいろ探して、いい言葉に出会った時のうれしい気持ちとか、楽しい事がたくさんありました。
鑓水先生からいただいたメールは、毎回、初心者の私にもわかりやすくて、かなり細かいところまで丁寧に教えていただきました。そういうメールを11通もいただきました。
今後も短歌を続けていきたいです。ぜひ次回も鑓水先生に見ていただきたいと思っておりますので、またよろしくお願いいたします。
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鑓水青子より、MNさんへ
MNさん、ご受講いただき、ありがとうございました。
MNさんは、作品からもわかるように、総合病院で受付事務のお仕事をなさっています。
あるとき、身近な医師の奥さまが亡くなられ、そのときの医師の姿を歌に残したいと、私の講座にお申し込みくださいました。
MNさんはまったくの初心者で、はじめる際に不安がおありのようでしたが、いざはじめてみると、するするとキーワードが絞られ、だんだんに表現が研ぎ澄まされてゆき、最終的には場の雰囲気まで作り出せるようになりました。
最低限の型を身につけて、しかるべき手順を踏んで、推敲を重ねながら自分らしい表現を探っていく、という短歌作りにおける一連の流れをつかみ、1首が完成しました。おめでとうございます。
このウキウキを忘れないように、これからも楽しみながら短歌を作ってくださいね。応援しています!
鑓水青子